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ジャケットのフロントデザインの種類
ジャケットのフロントデザインの種類
シングル・ブレステッド
ジャケットやコートなどの前の打ち合わせがシングルになっているものの総称、またそうしたスタイル。一般に「片前」という。この場合の衿型はノッチドラペルが使われるのが主である。ダブル・ブレステッド
ジャケット、コートなどの前の打ち合わせがダブルになっているものの総称、またそうしたスタイル。この場合の衿型はピークドラペルが使われ、フロントカットは水平になるのが常識とされる。段返り
トラディショナルモデルの背広に見られるボタンの付け方で、第一ボタンがラペルの裏側に隠れた感じのものをいう。したがって、そのボタンホールは衿の外側からはっきり見えることになり、こうしたデザインはトラディショナルモデルの象徴とされる。ジップ・フロント
前開きをジッパー留めにしたフロントデザインの総称。オールインライン
4個から8個ボタンのダブルブレステッドの上着で、ボタンの配列が垂直で同巾になっているものをいう。スプレッド・アウト
ダブルブレステッド6つボタンの中がけ、または下がけとなったジャケットで、一番上のボタンが左右に開いてつけられる型をいう。オールインラインに対して用いる言葉。ボタンワンダブル
ダブルブレステッドの背広上着などで、6つボタンの下ひとつがけとなっているデザイン。1920~30年代のボールドルックによく見られる型で、衿が大きく長く折り返り、Vゾーンも比較的広くなる。ボタン位置は左右に3個ずつ、逆梯形型となっている。ノッチラペル・ダブルブレスト
ノッチドラペル(菱衿=普通衿)を特徴としたダブルブレステッド型のスーツやジャケットのこと。普通、ダブル前のものにはピークドラペル(剣衿)がつけられるが、イタリアに生まれたこれは新しい感覚があるとして流行してる。リージェンシー・ダブルブレステッド
リージェンシーは英国のジョージ4世が、狂人となった父君ジョージ3世に代わって摂政を務めた、1810年~20年の10年間、すなわち「摂政時代」のことである。この時代はブランメルが活躍したころで、現代のメンズファッションの基礎が培われた記念すべき年代でもある。その時代の雰囲気からネーミングされたダブルブレステッドスタイルをいう。オールインラインに並んだ6つボタン3つがけ、ウエストは当然高くとられ、ロールした衿が付き、深いサイドベンツを特徴とするシェープドラインのスーツは、主にチョークストライプ地で作られた。1969年ごろアメリカで流行し、日本ではベルエポックなどの言葉とともにシェープドルックとして流行したものである。レスオーバーラップDB
ダブルブレステッドの型で、打ち合わせがごく浅いものをいう。オーダースーツ Pitty Savile Row
http://www.order-suits.com/
日時: 2011年01月30日 17:18 | パーマリンク
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