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コートのデザインの種類
コートのデザインの種類
バルカラー
衿型のひとつです。上衿の幅が下衿よりも広いものです。コートによく使われるものです。バルマカーンカラー、バルマカラーとも言います。ボナパルトカラー
衿型の1種。 立ち折れのカラーと大きく返ったラペルをもった大型の衿型のこと。ナポレオンボナパルトが着た軍服から生まれたといわれ、ナポレオンカラー、ナポレオニックカラー、などの別称がある。エドワーディアンルック※のジャケットの衿型、コートの衿型によくみられるデザインである。コンバーチブル・カラー
ステンカラーのように、立てたり寝かせたりして二重の使い方が可能な衿の総称。フライフロント
比翼仕立てのこと。 隠しボタンにするためにボタン留めの部分を2重合わせにした型。鳥が翼を休める形に似ていることから「比翼」の名称がある。レインコートによく見られるほか、フランスのデザイナー、P.カルダンのドレスシャツがこのデザインを取り入れている。ストーム・ストラップ
トレンチコートの袖口に見られる小さな共地ベルトのこと。 これを締めると嵐の対策になるところから考えられたものである。チン・ウォーマー
チンは「あご」、ウォーマーは「暖めるもの」で、トレンチコートについているあごをおおう三角形の布片のこと。ヨーク
コートやジャケットの肩、またスラックスの上部などに入れる切り替え※布のこと。ストレートヨークのほかに変わり型(ファンシーヨーク)としてスカラップヨーク(逆山型)やウエスタンヨーク(逆山がふたつ付く型)などがある。またジャケットの背中にタテ型のサイドヨークが付くこともある。ディリング|Dリング
トレンチコートのベルトにつけらるD字形をした金属環のこと。 本来の目的は手榴弾などを吊るために付けられていた。人体における盲腸のような存在だが、本格的なトレンチコートには名ごりとしてついているものである。フード
頭巾(ずきん)のこと。 ダッフルコート、ベンチウォーマーなど防寒用コートに取り付けられているほか、最近はフード付きのセーターなどもあらわれている。雨具用のコートでは、取りはずし可能の(デタッチャブルフード)がついたものもある。タイロッケン・フロント
タイロッケンの前合わせに見られる共地ベルト留めにしたフロントデザインの総称。ダッフルフロント
ダッフルコートに見られるトッグル(浮子型の木片)をロープで開閉する前合わせの型の1種。日時: 2011年02月03日 12:03 | パーマリンク
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