ファッションコーディネートのススメ

洋服の染め方・染色方法

ペイズリー

まが玉風の柄。 ネクタイ、スカーフの柄として多用される。正しくはペーズレーと発音する。ちなみにこれはイギリス、スコットランドの工業都市の名でもあり、１８世紀以後、織物工業が発達し、ことに絹、綿の美しいショールはペーズリーショールとして有名になった。

ダイイング

「染色」のこと。 染料や顔料で繊維、織物、皮革などを着色することをいう。染色方法を大別すると「先染め＝トップダイ」と「後染め＝ピースダイ」のふたつがある。前者は糸または綿の段階で染めるもの。後者は織物の段階で染めるものをいう。

絞り染め

布地の部分を糸でくくって白地を残す染め方。 ”しぼり””タイダイ”ともいう。使用する染料の種類などによって柄のあらわれ方が異なり、そのためさまざまな呼び方がある。

タイダイ

しぼり染めのこと。 個人でもできるところから、既製品をきらう若者たちに好まれ、特にTシャツ、ジーンズのそれは一種の反体制運動象徴にもなったことがある。”タイダイドルック”のアンで呼ばれた。

オパール加工

特殊な薬品のりで捺染（型紙をあて染料をすりつけて模様をあらわすこと）し、形のついた部分の糸を溶かして、模様を表現する方法をいう。ドレッシーなシャツにほどこすことが多い。

地紋

織りの段階で作り出された模様のこと。 生地を染色する後染め加工で、出る以前の模様である。

バティック

インドネシアを原産地とするろう染めの独特な柄、また生地の名称。「ジャワ更紗」のことである。夏のアイビーワードローブとしてジャケット、シャツなどに使うことで知られる。

日時: 2011年02月02日 09:25 | パーマリンク